INTERVIEW 先輩の声

神戸市立神陵台児童館

館長

樋口ひぐち いさお

短大卒 2004年4月入職

現在の仕事内容

現在、児童館の館長をさせていただいております。 児童館は児童福祉法に規定されていて0歳から18歳までの全ての児童を対象に開かれた施設です。妊娠期のお母さんから乳幼児の親子さんを対象とした「あかちゃんひろば」、1歳児からを対象とし、一年間を通して親子の関わり、お母さん、こどもの交流を広げるための「すこやかクラブ」、児童の健全育成を支援するイベントや日ごろの関わりなど多岐にわたる内容の業務を職員一丸となり行っています。 また、児童や乳幼児親子の「チャレンジしたい」気持ちを大切にし、「一緒にカタチにする」ことを意識して、日ごろのプログラムやイベントの企画運営を一緒に行っています。そこから地域のチカラの向上になればと思っています。

みかり会に入職を決めた理由

大変申し訳ありません。 単純に短期大学に求人募集が実家より遠い所ばかりでしたので、近い求人募集があったみかり会の多夢の森を受けさせていただきました。

仕事で心がけていること

真摯に一生懸命に取り組むことが一番大切だと考えています。 事業の性質上、いろいろな方と関わることが多くあります。初めて会う方、地域で何十年も活動されている方…それぞれにいろいろな思い、考え方が違うということを意識して関わらせていただいております。専門職ではありますが、その事業や地域においてはまだまだ若輩者であるということをしっかりと意識し、相手に対して驕ることなく丁寧に応対するように心がけています。

みかり会ってどんなところ

入社1年目から4年間保育士資格をもった状態で多夢の森保育園(現こども園)に併設されているデイサービスセンターで勤務させていただきました。最初は未体験の介護業務に困惑することが多くありましたが、高齢の方と日々過ごさせていただくことで、技術や知識不足でも、まずは真摯な対応を全力ですることを学びました。そして、保育園のこどもたちと日常の中で当たり前の関わりを持つことの素晴らしさ「幼老共生」の大切さを体感しました。法人として「保育」「高齢」「障害」「児童」の分野があること法人内で職種を超えた関わり・連携をとることができ、ひとつの分野だけでは得られない知識や視点を共有することが出来ると思います。

今後どのようにしたいか

児童館という施設は地域と密接な関わりがあり、また事業内容にもよりますが、基本的に誰でも利用することが出来ます。社会福祉法人が地域のなかで「なくてはならない存在」になるために、児童館のように地域のプラットフォームの役割を担うことが出来る事業は、今もこれからも日本に必要不可欠だと私は考えています。社会福祉法人や児童館が、地域にしっかりと認めていただけるように、地域へのアプローチを続けながらも利用者の思いを受け止め、地域性をつかみ、児童館としての強みを活かしながら活動していきます。

みかり会の強み

このような文章にするのは誠に恐縮ですが、理事長が掲げる長期的なビジョン、ゆるぎない信念を示していただいていることで、「今」を考えるだけではなく「未来」を意識することができていると思います。それは結果として利用者や地域、そして自分自身も考える機会になっています。 そして法人経営目標の実現に向け、若い職員にも責任ある職務を信任することで、何事にも挑戦し責任感を持って取り組む姿勢が得られていると思います。 また専務の冷静な見立てと計画、環境面への抜群のセンス、そして福祉に関する熱い思いによって全職員を牽引されているところだと思います。

サポート体制

法人内で結婚し、職場の近くでどんな物件を借りようか悩んだ時に、家賃補助手当がでるので、こどもが出来たときの事を考えて部屋数の多い物件を借りることができました。

仕事のうえで大切なこと

  • ・仲間との連携
    私のいる職場は職員のほとんどが短時間勤務の職員の皆さんで成り立っています。当然勤務日数や時間帯はバラバラですし、ライフスタイル、家族構成も違います。そのなかで事業所としての意向を押し付けるだけでなく、一緒に働いている時間にお互いの思いを共有し、尊重しながら業務に当たることが出来れば最高の連携を取ることができると考えています。