INTERVIEW 先輩の声

特別養護老人ホーム どんぐりの里

介護士

青野あおの 結実みのり

大学卒 2017年4月入職

現在の仕事内容

利用者様の身の回りのお手伝い(食事、入浴、排泄等)が主な仕事内容です。自立しておられる利用者様もいらっしゃいますが、基本的にはお一人で体を動かすのが大変な方も多くおられ、その方々のお手伝いをしています。全て私たちが手助けしてしまうと利用者様の残っている力を発揮する機会が無くなってしまう為、出来る事はご自身でしていただくよう声掛けを行っています。また、利用者様の力をお借りして、毛糸をぼんぼんにしてつくるクリスマスツリーや和紙で作った雪だるま、季節に沿った壁紙等、製作活動を楽しんでいただく為の素材を準備します。 その他にも居室の環境整備や衣服・シーツの交換、家族様との関係づくりも日常の業務です。

みかり会に入職を決めた理由

職場の人に決めた理由を答えるとだいぶ変わっていると言われるのですが・・・。 学生の時に借りていた奨学金の返還条件の関係で兵庫県に5年間働かなければならず、兵庫県の求人を探し始めたのがきっかけでした。元々、島暮らしがしたかった(これを言うと驚かれます)のもあり、探している最中にみかり会の求人を見て「ここだ!」と思いました。見学へ行かせていただいて一番興味を持ったのが『幼老共生』でした。今まで大学の実習で行った施設にはないこどもと高齢者との関わりがある事に惹かれ、面接を受ける事を決めました。 もちろん初任給や賞与、住宅手当や寮等の情報も目を通しましたが、他にはないその事に強く惹かれたのを今でも覚えています。

仕事で心がけていること

いくつかありますが、1つ目はなるべく利用者様と話す時間をつくる事です。人生の大先輩でもある為、お話を聞いていると驚くことや学ぶことがたくさんあります。それだけでなく、関わることで信頼関係も築いていく事が出来ます。 2つ目は『報・連・相』を意識する事です。どの仕事にしてもそうですが、特にこの仕事は、今自分が何をしているのか、何をしてほしいのか、利用者様がどんな状態なのか、どうしたらいいのか分からない等、一人では解決しにくい事を他の職員の方に報告したり相談したりする癖を付けることが大切です。 3つ目は感情的にならない事です。利用者様の行動に時にはイライラすることもあります。ですが、「この方は何故このような行動をとるのか」「何か理由があるのではないか」と冷静に考える事で利用者様の事を理解していくのだと思います。

みかり会ってどんなところ

職場ははっきり言うと楽しいです。もちろんしんどいことも多々あります。(仕事内容や人間関係) それでも楽しいと思えるのは言いたいことが言える環境があるからだと思います。利用者様と関わっていく中での疑問や不安な点はその場で職員同士で話し合い、共有できるのですぐに解決できます。夏祭りには職員が一丸となって利用者様に夏を楽しんでいただこうと計画したり、時には利用者様と一緒になって楽しんだりします。利用者様だけでなく、職員も一緒になって楽しめる職場だと私は思います。

今後どのようにしたいか

利用者様が安心して頼れる職員に成長したいと考えています。現在、入社して2年目で頼りない所も多々あると思うので自分1人でも大丈夫だと胸が張れるようになりたいと思っています。その為にもまずは苦手意識を克服することを目標にし、その先に大きな成長があると信じ、少しずつでもチャレンジしていこうと思います。

みかり会の強み

介護だけでなく、保育や障害といった広い範囲の施設である為、選択肢が幅広いと思います。「保育士だけど障がい者施設にも興味がある」「保育しか考えてなかったけど、話しを聞いていたら介護も良いな」と思った時にみかり会であれば全て揃っています。現に保育士で働いていたが、現在介護士として現場に立たれている人も私の施設では何人かいます。別の事に興味が出た時に施設間で異動がしやすいと思います。

サポート体制

地元が職場から離れている為、1人暮らし用の家を探す必要がありました。物件を探していたところ、家賃の半額(上限2.5万円)が出るとの事だったので、探す範囲が広くなり自分で気に入った物件を借りられました。

仕事のうえで大切なこと

まずは利用者様との信頼関係をつくる事を大切にしています。特別養護老人ホームは利用者様の入れ替わりが激しい事もあり、私よりも永くおられる利用者様もいれば、新しく入居される利用者様もおられます。また、利用者様があってこそ成り立っている仕事だと思うので、話す際には目線を合わせて笑顔ではっきりと伝えられるように工夫しています。 利用者様だけでなく家族様との関係も大切にしており、利用者様の施設での様子や体調面で大きなお変わりがないか等、直接お話しできる際にはていねいに伝えさせていただいています。また、「ありがとう」という言葉は特に大切にしており、利用者様に助けていただいたり、職員間同士でもお礼の言葉を忘れないようにしています。